
2010年
第6回ヘルシー・ソサエティ賞
平成22年2月24日、帝国ホテル「乳雀の間」において、「第6回ヘルシー・ソサエティ賞」授賞式が行われました。本賞は、よりよい明日に向け健全な社会と地域社会の幸せを願い、国民のクオリティ・オブ・ライフの向上に責献した人々を称える目的で、平成16年に日本看護協会とジョンソン・エンド・ジョンソングループによって創設されたもので、外務省・財務省・文部科学省・厚生労働省・全日本病協会・日本医師会・日本病院会より後援を受けております。私は、医療従事者部門での授賞でしたが、過去の受賞者は、岩本愛吉氏(東京大学医科学研究所附属病院長)、鴨下重彦氏(国立国際医療研究センター名誉総長)、武田隆男氏(武田病院グループ会長)など、わが国の医学・医療を支えていた大街所ばかりです。
今回は、鳩山由紀夫首相ご夫妻が主賓として、また、各界より、わが国を代表する500余名が招待されておりました。なお、例年は、皇太子殿下の接見後に授賞式が行なわれておりましたが、今回は、受賞者の都合により、来年2月に第7回の受賞者と合同で皇太子殿下の接見が行なわれることになりました。このような栄えある受賞の栄に浴すことができましたのは、これまで私を支え、導いて下さった 同窓生をはじめとした 多くの諸先輩の御蔭であり、この場をお借りして心より御礼を申し上げる次第です。
写真は、今回の受賞者全員と鳩山首相ご夫妻です。左から、教育者部門:水田祥代氏(九州大学理事・副学長)、ボランティア部門(国内):浦野シマ氏(若松福祉会名誉会長)、ボランティア部門(国際):川原尚行氏(ロシナンテス理事長)、鳩山由紀夫首相、幸夫人、医療従事者部門:筆者、同部門:川越博美氏(バリアン訪問看護師)、同部門:川越厚氏(バリアン理事長)、公職部門:村橋靖之氏(日本貿易振興機構リヤド所長)




2013年
国家公務員共済組合連合会
今井賞
このたびは栄誉と伝統ある今井賞を賜わり、身に余る光栄に存じ上げます。
ご推薦、ご配慮いただきました九段坂病院、連合会本部ならびに関係者の方々に心より御礼申し上げます。私は、昭和52年7月に内科医員として就職いたしました。当初1年の予定で大学より派遣された身でしたが、とても働きやすく、勉強できる環境に親しみ、大学へ戻ることを拒否して平成25年3月末まで35年9ヶ月余の長きに亘り、一貫して九段坂病院にお世話になりました。
入職4年目ごろより心療内科の勉強をはじめ、平成8年内科より独立して心療内科を創設させていただきました。都内はもとより沖縄・北海道など全国各地から、また、ときには、ヨーロッパ・アジアより患者さんが来ておりました。
日本心身医学会総会・日本心療内科学会総会・日本摂食障害学会総会など私達の領域の主要な学会長をすべて務めさせていただき、現在も理事として鋭意、学会活動を続けさせていただいております。
また、平成22年2月には、第6回ヘルシー・ソサエティ賞(医療従事者部門)を受賞いたしました。この賞は、より明るい今日とよりよい明日に向けて、健全な社会と地域社会、そして国民のクオリティ・オブ・ライフの向上に貢献した方々を称える目的で、日本看護協会とジョンソン・エンド・ジョンソングループによって平成16年に創設され、財務省・外務省・文部科学省・厚生労働省・経済産業省・全日本病院協会・日本病院会・日本医師会の後援を受けて毎年1回授賞式が行われ、内閣総理大臣・関係閣僚等が祝辞を述べられます。
なお、国家公務員共済組合連合会では初めての受賞者となりました。これも偏に、多くの方々に支えられた恵まれた環境であったこと、これらはすべて、九段坂病院の職員の方々の協力で出来たことと深く感謝しております。
最後になりましたが、連合会本部ならびに関連病院のますますのご発展を祈念し、感謝の言葉とさせていただきます。